TL考察の軌跡
どうもねつぼうそうです。
4月クランバトルではかなり満足なキャル(ニューイヤー)のTL作成が出来ました。しかしこのTL一つ作り出すのに僕個人で4時間以上費やしていて実力不足は否めないところです。また5月以降同じように満足いくものが作れるとは思えません。
そこで今後の思考の展開をスムーズに作るために今回の思考の軌跡を残しておこうと思います。現在ニャル編成は体系化されてるわけではないし、実際一から作るより真似て改変して使用するのが基本になっていると思います。そんな状況だから各パターンに関しての情報が欲しい。なるべく細かに思考の全てを書いていくので長文だし人が読むことを考えていないです。
一応忙しい人のために伝えたいことまとめ
とりあえず動画を取ること 感覚でやってると全然気付けないから一度俯瞰的な視点を持つべきだし、ミスルートから正解が導かれることもある
また気付くために知識を増やすべきである。
最適編成じゃなくてもいいからTL作成で思考したことをぜひ記事に書いて欲しい。
ということでうまくいった思考パターンであるメガラパーン4段階目。
まず編成から。方針は2つで、クリチカのUBキャッチボールと普通にTP付与をするのと。今回はUBに強烈なノックバックがついていてキャッチボールの間隔が変に空いたり逆に早すぎて対応が間に合わなかったりと難しかったためクリチカ編成は使わないことにした。
必要なのはデバフ、TP付与、ギミック対策で順に意識していった。ギミック対策に関してはメガラパーンの火力をユカリで適当にいなすTLさえ作ればいいと考えたので重きを置いてはいない。
メガラパーンの防御値は440。やや高い目なのでカスミ+1で補うのが適切と判断。とりあえずネネカを採用できればダメージ的理想。結果としてはメガラパーン側の通常攻撃による吹き飛ばしを分身で受けられる点、ニャルより前に立てる点からネネカは好都合であった。他にはニュイの検討を行った。メガラパーンの火力が思いのほか高いのとカスミ+1でデバフ値が足りる点でニュイの採用価値を見出したが、ニャル自前のバリアとユカリの回復力(及び回復量調整によるソルコンの管理)によってサンライズプロテクションに価値がないのと立ち位置が悪いことから採用せず。
次にTP付与。難易度が高いかわりに質が良いユカリとルナを採用した。これに関してユカリとルナが特に優秀な点は序盤のムーンライト2回とソウルコンバージョン3回だがこの計5回中2回はカスミに、3回はユカリに飛んでいる。無駄な点が多くも感じるため編成はまだ練れた可能性がある。ユキに関してはルナとカスミまで採用した場合立ち位置的に使いづらいしTP付与量的にもなんとかしてルナを採用したいので却下。水サレは若干考慮したがそもそも使い捨てして敵UBを増やしても一回だけだしノックバックのせいで速度バフも影響が少なめだし却下。
ギミック対策。気になった点はノックバックと高火力。ノックバックは防ぎようがないので諦めざるを得ない。ユカリを先頭に立たせるのがTP付与が阻害されてよくないとは思っていたが、ユカリより前のキャラいれるのはウヅキジータぐらいしかいないしならユカリ先頭でいいなってことに。高火力に関してはマホとユイを検討した。が、被ダメによるTP付与量が減るのが気になったのとわりとユカリでなんとかなるくね?ってことで最終的に抜けていった。ユカリだけで足りることに気付くまでにとても時間がかかった。ユカリだけで済むので回復量が抑えられてカスミの低HP維持につながるのもユカリの強いところである(ルナと組む前提)
最後にニャルの星とランクだが、被ダメを前提としている編成なのでまず星3で試してどうしても落ちるなら星5、ランクは自前のR16を優先してみてR14で変化があればR14をイメージして厳選していった。
次にTL考察を行った。
完成版がこの動画になります。普通に公開しているほうは20秒から先がゴミなのでめちゃくちゃ事故ります。
僕は今はTP付与の時間を目安にパート分けして前から順にTL作成、問題が発生したら前のパートをいじるというやり方をしている。ちなみに物理を考察するときはジータバレシズだけタイミングいじるけど基本はキャラごとに追跡していくやり方でやっている。
↑初見は誰か倒れたり600万しかでなかったりと苦戦
1:30~1:03
普段ユカリは1:02にムーンライトをうつためひとまず30秒間を練っているのだが今回はユカリがノックバックされることで遅れている。それが0:50である。少し長いのでまず3回目のソウルコンバージョンまで完成させることにした。
まず初動のソウルコンバージョンとムーンライトの連打を扱っていく。初回のムーンライトはカスミに、ソウルコンバージョンもカスミに入るしいじりようがない。いつも通りユカリのムーンライト確認後カスミをうつだけ。2回目のムーンライトとソウルコンバージョンが発動する直前にメガラパーンの全体ダメージによってユカリのHPが一番高く、TPが一番少ない状況が出来上がってしまうためTP付与がすべてユカリに飛ぶ。くそである。以上はほぼ確定なので3回目のソウルコンバージョンを意識して組む。
まずソウルコンバージョンを飛ばす先だが理想はネネカニャル、耐久が不安ならユカリ。ネネカはUBを発動できる時に発動した時点で分身にソウルコンバージョンが飛ぶためネネカにソウルコンバージョンを飛ばすのはあまりにもセンスがない。ニャルに飛ばしたい場合ニャル星5で初回のユカリUBを遅らせることで可能だったが後々ネネカが倒れることになるためこれも採用できなかった。必然的にユカリへソウルコンバージョンを飛ばすことになった。ユカリのUBはこのパート中2回打てる状況となったため1回目を最速打ちのオートを採用。
仕上げにここまででUBをためていたキャラの消化をしていく。次のソウルコンバージョンとムーンライトは0:50のためそこまでにユカリもルナもUBは全然うっていいし、そもそも打たないと1:01でネネカが倒れる。また1:02のアクアヴィットの飛び先はネネカになる。
1:15 カスミ(ムーンライト確認)
1:10 ユカリ(オート)
1:07 ネネカ(ソルコン確認)
1:07 ニャル
1:04 ルナ(オート 次パートで解説)
1:03 ユカリ(めっちゃ連打 次パートで解説)
1:03~0:49
考察の余地は少なめだけど連打ゲー部分であり納得がいっていない部分である。というのも0:52にデバフが切れていて0:50にネネカのデバフが足りていない。ダメージ量の高さから気付かなかったが確かにダメージは2/3に落ちている。泣きそう。
それはともかく0:50に向けて盤面を整えていった。素直にやっていくと0:55にニャル、0:50前半ぐらいにソルコンの飛び先が決まって0:50後半ぐらいにムーンライトの付与が入り、TP付与と同時にニャルのUBがたまる。これは動画を撮って確認した。このソウルコンバージョンの飛び先はネネカになってしまうためニャルを回復することを目標とした。回復の手段はアクアヴィット、セブンスヘブン、ニャルのHP吸収だがニャルのHP吸収以外この時間帯に持ち込めるものはないのでなんとかする。まず1:04ルナのオート入力でルナを遅らせる。次に1:03ユカリ連打で早回しをする。これと0:50にTPを受け取ったニャルを最速で打つことでニャルがUBで回復しきって遅らせたソウルコンバージョンと噛み合った。本当は0:55の連打もとても大事なのだがこれは次のパートで気付くことになる。0:55でニャルが打てないのでこの時点で星3ランク14のニャルを使用することになった。
あとはカスミをニャル前に打ってこのパートは完成になる。
0:56 カスミ
0:55 ニャル(連打の理由は次のパート)
0:50 ニャル連打
↑0:50ニャルのUB直後 ソウルコンバーションのタイミングが非常にシビアなことがわかる
0:49~0:28
このTL考察における核心の部分である。
暫定で0:48でニャル最速打ち。ていうかこれを遅らせることに気付ける人いるのかマジで謎。
それでまず難所1、0:46でルナが倒れたりネネカの分身がいたりいなかったり、どうなってんねんと。ここも動画で確認することで気付く。0:50のニャルのウィッシングフィールドのバリアをキャンセルしたりしなかったりしているのだ。ここはソウルコンバージョンのために固定したタイミングであり、ユカリのTP付与のタイミングと同じであることはわかっている。このタイミング自体はニャルの行動をいじることでは変化しないので0:55をなるべく最速打ちすることを条件に加えることができた。結果バリアによってネネカの分身の寿命が延び、ルナが生存するようになった。0:32で敵UBが飛んでこないのも実は0:55が原因で、バリアがないネネカが0:46の敵UBの前に倒れることで0:32までに討伐TPを稼げないことに端を発している。またネネカが0:47でたまっているのに敵UB後に回しているのはネネカの分身を敵UBで倒してもらうためである。ルナも回数が減らないのでネネカ後に。
難所2、といってもオートを押すだけの0:31。手動でやっていたのだがソルコンの発動が早く、ニャルを連打していても間に合わなかった。ここではルナのUBでルナの行動を若干遅らせることでニャルにソルコンを飛ばすことに成功した。オートって便利よね。またごくまれにソルコンがカスミに飛ぶ。ルナのダメージが上振れて回復することで0:37のアクアヴィットがカスミにいくパターンである。カスミが極端に柔らかい人は実は苦労したんじゃないだろうかと推測する。
難所3にして最難関0:29のムーンライトの管理。もとは0:48でニャルをうっていたのでこれが地獄だった。最終的には動画を撮って気付くことになる。このゲームの特性として通常攻撃前よりスキル前のほうが待機時間が短いというのがある。0:48ニャルのルートだと0:29にニャルがすごい勢いでウィッシングフィールドを発動する。その結果ユカリのTPが一番少ない状況が発生しムーンライトの飛び先がユカリになる。それ以前のニャルの状況によってごくわずかにニャルのタイミングがずれてニャルにムーンライトが飛ぶこともある。つまりフレーム単位の操作による分岐が発生したことになる。それぞれを詰めたがユカリに飛ぶ場合800万前後、ニャルに飛ぶ場合1000万以上(事故と乱数あり)という結果になった。
それぞれを詰めながら動画を撮っているとき1つミスをした。言うまでもないが0:47にゃるである。ぼーっとして遅れた結果TLが変わった。ニャルの行動が予想以上に早回しされて0:32でたまに起きる事故がなくなったり0:29のムーンライトの飛び先がニャルに固定されたりと非常に大きな影響があった。
もともと必須だったウィッシングフィールドキャンセルがなくなったことで物理ダメージを受けるバリアが出来た。これにより0:32の敵UBを0ダメージに抑えて事故もなくなった。0:29からの行動も通常攻撃になりムーンライトがニャルに安定して飛ぶようになった。
なぜこんなにうまく早回しになったのか、事故しないために突き詰めておく必要があるので動画を見返す。すると0:46の敵UB前にシャドウバレットが発動しており、ノックバックでこれがキャンセルされている。通常攻撃で早回ししたスキルをさらに敵のノックバックで早回ししているのだ。動画を撮っていなかったら一生再現できなかったと思う。これを素で思いつくほどの考察力を得たいものだ。
過程が濃いが結果はシンプルになった。
0:47 ニャル(通常攻撃キャンセル)
0:45 ネネカ→ルナ
0:37 カスミ
0:35 ニャル(シャドウバレットヒット後)
0:34 ユカリ(敵ののしかかり後)
0:31 ルナ→ニャル(オート)
0:29 ニャル ネネカ
↑カスミとルナのHPが近いタイミング 確率は極端に低いがたまに事故る あとカスミがかわいい
0:28~TIME UP
ここまでTLが完成すればあとは流れで完成する。
まずあえて公開版のサムネにしていた0:16の敵UB。ここを生き延びる必要がある。ここは落ちうるのがニャルだけなのでニャルの行動をざっくり調整する必要がある。結果0:27のシャドウバレットに白羽の矢が立った。理由は連打でいいしタイミングも完璧だからである。
このあとは0:14のソルコン、0:07のムーンライトを意識するだけだがニャル以外使わなければ自然に達成できる。注意すべきはネネカのデバフがキャンセルされていること。大ダメージすぎるため見落としやすい。そのため0:07 ネネカ(ムーンライト確認)が必要になるわけである。あとは最後のニャルをオートで確実に入力してTLは完成する。
0:27 ニャル(シャドウバレットキャンセル)
0:19 カスミ
0:15 ニャル連打
0:12 ニャル
0:07 ネネカ
0:05 ニャル ユカリ
0:04 カスミ連打
0:01 ルナ ニャル(オート)
↑上振れで見た最高数値
ルナ入りの編成で忘れてはいけないのが自傷クリ事故の有無。ソルコンの発動する時間帯でのバフの量、ダメージ量の確認である。この編成はソルコン前の体力満タンでソルコン管理をしていてバフもネネカだけになっているため事故は起きない。0:48が怪しく見えるがここはユカリUBのバリアと魔防バフのおかげで事故は起きない。よってこの編成の事故要素はほぼ無いことになる。
以上実際に行ったTL作成の流れである。見てほしいのは全てである。結論だけを見て導き出すことは比較的簡単だが、その結論に至るまでの過程こそ難しいところである。そこでこの記事のようなものをぜひ多くの人に書いて欲しい。一人の思考でもそれが束になればよりよい考察を目指せると思っている。例えば僕はユカリルナを主軸に置くのが好きだし価値を重く置いている。水サレ等を軽視して結果最適編成にたどり着けないこともありうる。だからこんな記事でさえ読んでくれるあなたにはぜひ思考を見せてほしい、記事を書いて欲しい。
以上長文失礼しました。